感動エピソード

一通のメールがくれた決断の勇気

これは私が今中学三年生の頃の出来事でした。

中学三年生というと高校進学のための受験生。私は小さい頃から習い事で先取りしながら勉強していたこともあって、自分で言うのもなんですが中学の頃は勉強ができる方でした。

一生懸命勉強して自信をつけていた中学校三年生時代

まじめに学校に通って授業を受けていたので内申点もそこそこあり、公立高校の推薦入試も志望校のものを受けられるくらいでした。

塾にも通っていて、常に一番上のクラスにいたのですが、中学三年生になって秋くらいにテストの出来が悪く一つ下のクラスに下がってしまったんです。

今までずっと上のクラスにいてたし、周りの友達たちも勉強ができると認識してくれていたので恥ずかしさもあって、その当時の私にはすごく耐え難い出来事でした。

勉強しなければならないと思いながらも、部活も引退して受験に向けて勉強一色になった受験モードに慣れず、集中して勉強に取り組めなかったため全国模試でもあまりいい結果を残すことができませんでした。

塾や学校での三者面談でもなんて言われるんだろうと常にヒヤヒヤしていたのを覚えています。

それでも先生たちは今までの成績などを見てくれていたのか、志望校を変えなくてもいいんじゃないかと言ってくれてそのまま志望校を下げることなく受験することを決めました。

まさか!志望校の希望コースに落ちた

そんな感じで受験シーズンに入り、まずはじめに滑り止めの私立高校を二校受けました。一校はそのまま合格で安心したのですが、もう一校はわずか3点足りずに志望していた一番上のコースにはいけず、繰り下げで真ん中のコースになってしまったんです。

先生方や親も驚いていましたが、私自身が一番信じられなかったと思います。

でも過ぎてしまったことは仕方がないし、そもそも第一志望ではなくて滑り止めとして受けていたので気持ち的にはあまり沈みませんでした。

そんな感じで月が変わり、次は志望校の推薦入試。倍率が非常に高いため受かるかどうかはわからないし、受かったらラッキーだなという感覚で受けていたので、これも落ちてしまいましたがあまりショックは受けませんでした。

運命の本命校の結果

そして最後の本命の一般入試。

思っているよりもなんか難しかったような感じがしましたが、その日のうちに塾に行き自己採点をしたところ合格点にのっているのではないかという結果が出たので、よかったなと一安心しつつ、あとは卒業だけだ!と気分は上々でした。

卒業式も楽しむことができたし、一番仲の良かった友達と同じ高校を受けていたので高校入ったら何の部活に入るかなんて話もしたりしていました。

そして結果発表当日。

ドキドキも多少はしましたが、自己採点で合格していたので自分の番号はあるだろうと友達と一緒に結果発表に行きました。

でも待ち受けていたのはただの地獄。

何回見ても自分の受験番号はありませんでした。信じられないし、一緒に行っていた友達は受かっていたので張り切って喜べない複雑な心境にしてしまったことがとても申し訳なく、受かってると信じてくれていた親になんて言えばいいのかも分からず、泣きたいけど泣けないそんな状況でした。

家に帰ってから泣いていたら心配すると思って明るく「ダメだった」と親に知らせたのを今でも覚えています。

受験に落ちてどん底だった私に届いた一通のメール

そのあと、自分の部屋にこもって鳴き声を我慢しながらたくさん泣きました。どんな言葉をかけられても同情からくる言葉だと思っていたけれど、そんな時に携帯に一通のメールが届いたんです。

その相手は元カレで同じ高校を受けていました。

メールは小さい文字の設定にしていてもスクロールしなければいけないくらいの長文で、とても真剣に書いてくれたんだろうなというのが伝わってきました。

そのメールには、

一緒に高校に通えなくて自分もさみしいし辛いけど、あなたが一番辛いのはわかってる。

泣きたい時は思いっきり泣けばいいし我慢しないでね。俺ができることは何一つないのかもしれないけど、いつでもあなたの味方であることは変わりないから。

今回ダメだったかもしれないけど、あなたは努力してた。

その努力は今生かされなくても、今後の人生で生かされる時がきっとくるから、違う場所でもうまくいくよ。

おつかれさま。

 

そんな内容が書かれていました。

その時には新しい彼氏がいてたので元カレという存在だったのですが、なぜだかこの言葉に温かみを感じたんです。

私の努力を見てくれていたというので心が救われた気がします。

それに今がダメでも将来に生きるから努力を怠るなというのは人生をかけてとても重要なことだと教えてもらいました。

あの時結果としてダメだったけれど、その結果があったからこそ違う道を歩めて違う人生を見れているのかなと思います。

この言葉のように努力し続けられる、挑戦し続けられる人であろうと一通のメールが決断させてくれました。

私の人生を変えるそんな大事なメールです。