告白歴全敗の私が28歳にして初めて幸せを掴んだ話

神奈川県在住38歳女性のハルです。
8年前に結婚退職し、現在は夫と子供2人の4人家族として日々楽しく過ごしています。

今回、私が夫と出会ってから晴れてお付き合いのスタートに至るまでの話を書こうと思います。特に恋愛が上手くいかない方の参考になれば幸いです。

モテ経験がないまま過ごした私の青春

学生の頃から、私はどうしても恋愛が上手くいった事がありませんでした。
相手に好意を抱いた後に告白しても、断られてしまいます。客観的に言うと容姿は至って普通。

ただ、とてもせっかちな性格が災いして結果を急ぐあまり、好きになったらすぐに告白!なパターンが続いていました。それがいけなかったのかもしれません。

彼と出会ったのは私の失恋回数が10回を越えた28歳の頃でした。

周りが次々と結婚していく中、自分はお付き合いを始めるというスタートラインにも立てません。でも事情を知らない母親には「早く相手を見つけて結婚しなさい!」と急かされ、すっかり卑屈になった私は仕事の他は自宅に籠るようになりました。

オンラインゲームを機に、モテはじめた

そんな時に始めたのがFF11というオンラインゲームです。
ゲームの中で私は小さなツインテールの女の子になり、集団で狩りをするグループに入りました。

…それはそれはモテました。

いわゆる『中の人』が女性という事もカミングアウトしていたので、何かあればすぐにグループのメンバーが助けてくれました。まさしくオタサーの姫状態です。

そんな中、誰かがオフ会を企画する事になり、グループのメンバーと実際に現実世界で会うことになりました。

最初に説明した通り私の容姿は普通ですが、仮にも28歳の女子もとい女性です。自分の飾り方くらい知っていました。という事で気合を入れたメイクに服装でいざオフ会へ。

参加したのは私以外は全員20代?30代男性で、中には既婚者もチラホラ。そしてここでも今までに体験した事がないくらいモテました。

まさに選り取り見取り状態!!

…しかし一向にこちらを見向きもしない男性が一人。

私が「お茶を注ごうか?」と聞けば「いらない」と言い、「サラダを取り分けようか?」と言えば「自分でやる」と言います。

なぜか拒絶されている…というよりも、私に全く関心が無い感じでした。

しかし彼は、私の好みのど真ん中。
穏やかで優しそうなそのオーラ、そしてゲーム内での人当たりの良い性格、何より一歳年下という可愛い属性を秘めたその外見!!

正直、よりによってなぜ唯一自分に興味の無い唯一の男性に惹かれてしまったのか、落ち込みました。

チヤホヤしてくれた男性陣なら簡単だったかもしれないのに!

オンラインゲームよりも先に、お付き合い開始という人生の難題をクリア出来たかもしれないのに!!

今回は焦らない、そう決意

そこで今までの失敗経験を振り返ってみました。

今回は焦らなくても大丈夫!相手は男性ばかりの会社に勤めているし、ゲーム内グループにも女性は私だけでライバルはゼロ。

この状態で告白したって振られるのは確定しているわけで、とにかく時間を置こう…!

そう決めた私は、とにかくオフ会の企画をしてリアルで彼に会い、自分を知ってもらう事からスタートしました。

おそらく傍目には、彼に対する私の好意はバレていたと思います。
そして一つ、大きく間違っていた事があるのに気付かされたのです。

彼が別の友人に言ったそうです。

ハルさんの見た目が好みじゃない」と。

…一気に地の底に落とされた気分でした。

メイクも服装も、気合を入れれば良いということではないようです。

自分にも好みがあるように、彼にも好みのタイプが存在する…そんな当たり前のことを忘れていました。

試行錯誤の上、イメージを一新することに

なので試行錯誤の末に、ポロシャツにジーパン+ポニーテールという、スポーティかつ爽やかな方向にクラスチェンジ!さらにそれを最大限に活かせる、バーベキューオフ会を企画してみました。

そして彼は友人についにこう言ったそうです。
「ハルさん、可愛い。」と…!!

それを聞いた瞬間「やったあああ!」とガッツポーズです。

だがしかし、油断は禁物です。何せ私は告白歴全戦全敗の女。
せっかくここまで作り上げたこのシチュエーションを壊すわけにはいきません。
状況は好転したのに告白は遠のきました。どうしても勇気が持てないのです。

その後もさらにオフ会を重ねて、今度はグループでスノボー旅行へ行く事になりました。
その頃には彼も普通に私と会話をしてくれるようになっていました。

そこで分かった事ですが、彼にも恋愛経験はありませんでした。

男子校に通った後にすぐ就職したため、そもそも女性と接する機会が極端に少なかったのだそうです。

最初に会った時私に無関心だったのは、どう接すればいいのか分からずついつい素っ気ない態度を取っていたようでした。

とりあえず嫌われていなかった事が分かれば私には充分でした。

人生で初めての恋愛の感覚

スノボー旅行では、ほぼ二人でゲレンデを楽しみました。
もう付き合うとか付き合わないとか関係無く、気が合うというか波長が合うというか。
おそらく告白すれば今度こそ成功します。

でも今が充分に楽しいので、結果を焦る気持ちは起こりません。

こんな経験は人生で初めてでした。

そして旅行から戻って数日後、彼からホワイトデーに食事に誘われ、その帰り道に告白されました。

あの、なんか好きだから、良かったら付き合ってほしいんだけど…

とぎこちなく目も合わせずに精一杯話してくれた彼がとても愛おしくて、

「はい、こちらこそよろしくお願いします」という返事を返すのに少し笑ってしまったほどです。

恋愛に対する努力とは一体?

それから2年が過ぎて改めてプロポーズを受け、彼は私の夫になり今は幸せな家庭を築いて毎日を過ごしています。

本当に恋愛は分かりません。

焦ってどうにかしようとすればするほど遠のくものが、一歩引いてみると手に入ったりするのだから、恋愛に対する努力とは一体何が正しいのでしょう。

でも一貫して言えるのは、決して諦めない事です。

押して押して押しまくらずとも、時には立ち止まったり、戻ってみたり。
一つのやり方に拘る必要はありません。

今、恋愛が行き詰まっている人がいたら、頑張るのを少し休んでみてください。
それが何かが変わるきっかけになるかもしれません。多くの方が良い恋愛を心から楽しめるように、祈っています。