健康への効果が期待できるとして世界中から注目されている日本のお漬物。漬物から採取された植物性乳酸菌は、腸内環境の改善に役立つからです。なかでも京都の三大漬物「すぐき漬け」のラブレ菌はもっとも有名と言っても過言ではない力強いといわれる植物性乳酸菌です。
そんなすぐき漬けの植物性乳酸菌を1包に1000億個も配合した「すぐき乳酸菌パウダー」が新たに発売され、話題になっています。今回は、その「すぐき乳酸菌パウダー」の魅力はもちろん、植物性乳酸菌に期待できる健康効果なども紹介します。
植物性乳酸菌が腸内環境を改善
乳酸菌とは、乳酸を作り出し、発酵に寄与する性質を持つ菌の総称です。
漬物のほか、ヨーグルトやチーズ、味噌、醤油、日本酒などさまざまな発酵食品に含まれています。大きく動物性と植物性に分けることができ、乳由来のヨーグルトやチーズなどに生息するものを動物性乳酸菌、漬物や味噌などの植物性食品に生息する乳酸菌は植物性乳酸菌に分類されます。
栄養が豊富な環境下に生息する動物性乳酸菌に比べて、栄養が少ない環境下に置かれる植物性乳酸菌の大きな特徴は、その生きる強さです。胃酸に負けずに腸に達した植物性乳酸菌は腸内環境を酸性よりに変え、アルカリ性の環境を好む悪玉菌を棲みづらくさせます。そのため腸内環境が改善され、以下のような健康効果が期待できるのです。
- 便秘改善
- ダイエット
- 免疫力向上
- 美肌・美髪効果 など
つまり、乳酸菌の中でもより強い植物性乳酸菌を摂る方が、腸内環境は改善されやすいということなのです。
すぐき漬けから発見された植物性乳酸菌「ラブレ菌」
日本全国に漬物の伝統がありますが、「しば漬け」「千枚漬け」と並んで京都三大漬物の一つとされるのが「すぐき漬け」です。すぐき漬けの材料となる「すぐき菜」は冬に収穫されるカブの一種で、400年ほど前に京都最古の神社と言われる上賀茂神社で栽培されるようになりました。
冬でも野菜が楽しめる漬物は、家庭の食卓を彩るだけではなく、贈り物としても重宝されていました。中でも江戸時代初期から上賀茂の特産品となった「すぐき漬け」は、京都の一部地域でしか生産されていないため、上層階級の人々への高級贈答品としても使われていたようです。
このすぐき漬けから発見された植物性乳酸菌が「ラブレ菌」です。ラブレ菌の正式名称は、「ラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシス・コアギュランス」ですが、それを略した名称として「ラブレ菌」という呼び方が広く浸透しています。
ラブレ菌は「生きたまま腸に届く」などとしてさまざまな食品に活用されています。ルイ・パスツール医学研究センターの所長だった岸田綱太郎氏によって1993年に発見されましたが、そのきっかけは「京都の男性は長寿全国第2位」という新聞記事を見たことです。「京都の伝統的な漬物であるすぐき漬けには有用な微生物が棲んでいる」と岸田所長が仮説を立てて、研究を始めたのです。
すぐき乳酸菌パウダーとは?
さて、ようやく本題になりますが「すぐき乳酸菌パウダー」とは、いつもの食事に混ぜるだけで手軽に「ラブレ菌」が摂れ、大人から子供そしてペットまで利用できる無風味タイプの粉末乳酸菌サプリです。自然派食品のプライベートブランド「モノエル-naturi-」のオリジナル商品になります。
すぐき乳酸菌パウダーには、ラブレ菌を独自培養した力強い植物性乳酸菌「SUGUKI乳酸菌SOY-1®」が1包あたり1000億個も配合されています。従来品の粉末乳酸菌サプリメントにはせいぜい1包に100億個あたりが相場の乳酸菌数ですが、すぐき乳酸菌パウダーはその10倍の量の植物性乳酸菌が入っているのでお得感があり、効果にも期待が高まります。
「植物性乳酸菌が1000億個」と言われてもピンとこない方も多いと思いますが、100gのヨーグルトの乳酸菌数に換算すると、なんと1包でヨーグルト105個分もの乳酸菌を摂ることが出来ます!ちなみに1箱30包入りです。
このほかにも注目ポイントが満載です。
・1食たったの約4kcal
・乳酸菌の力を引き出す「繊維」と「糖」を配合
・特許ナノ製法で吸収されやすい
・植物由来原材料のみでヴィーガン対応
・無風味タイプで飲む人を選ばない
・甘味料、保存料、アレルゲン不使用
1食あたりたったの約4kcal
すぐき乳酸菌パウダーには余計な原材料や添加物が使われていないので、余計な成分もカロリーも摂らずにすみます。ダイエット中やファスティング中、健康に気を付ける方にとっては嬉しいポイントですね。
乳酸菌を取り入れたいときに一番に思い浮かべるのが乳酸菌飲料やヨーグルト飲料ですが、乳酸菌飲料で1,000億個の乳酸菌を摂ろうとすると、およそ60~80キロカロリーのエネルギーとその他糖分も一緒に摂ってしまいます。
しかし、すぐき乳酸菌パウダーは1食あたりのエネルギーが3.89kcalで砂糖不使用なため、植物性の良質な乳酸菌だけを摂りたい方におすすめです。
乳酸菌の力を引き出す「繊維」と「糖」を配合
腸内環境を整えるには、乳酸菌だけを摂っていては非効率的です。乳酸菌などの善玉菌を摂取する「プロバイオティクス」と善玉菌が効果的に働くためのエサを摂取する「プレバイオティクス」の両方が重要なのです。
すぐき乳酸菌パウダーには、小腸で腸内細菌のエサとなるイヌリン(水溶性食物繊維)、大腸で腸内細菌のエサとなるフラクトオリゴ糖を配合。1日1包摂るだけで、腸内の乳酸菌が効率的に働くようになっているのです。
特許ナノ製法で吸収されやすい
すぐき乳酸菌パウダーは特許ナノ製法(ナノ化処理特許)によって乳酸菌を微細粒子に加工しているため、体に吸収されやすいという特徴もあります。
コーヒーなどのドリンクに溶けやすいだけではなく、無風味タイプのためご飯に混ぜ込んだり、おかずにふりかけても気になりません。そのため、味に敏感な子どもやペット、嚥下が難しくなってくる高齢者などにもおすすめな飲む人を選ばないユニバーサルデザインな粉末乳酸菌サプリになっています。
植物由来原材料のみでヴィーガン対応
すぐき乳酸菌パウダーは、その乳酸菌を含めすべて植物由来の原料のみでつくっているため、ヴィーガンに対応しています。また、甘味料や保存料、アレルゲン食品も不使用。国内の工場で製造しており、安心して使うことができます。
ちなみにすぐき乳酸菌パウダーに使用されいるのは殺菌乳酸菌(死菌)ですが、免疫組織を刺激するのは菌の構成部分のため、必ずしも乳酸菌は生きて腸まで届く必要はないと考えられています。腸内細菌のエサになる場合もあり、摂取することだけで乳酸菌パワーが発揮されることに期待ができます。
【まとめ】すぐき乳酸菌パウダーはみんなの腸に嬉しいユニバーサルデザインサプリ
植物性乳酸菌には、さまざまな健康・美容効果があると言われています。中でも、京都の伝統的な漬物であるすぐき漬けは、京都市内のみで製造されておりなかなか手に入らないものです。
そこで今回は、すぐき漬けから採取した植物性乳酸菌「SUGUKI乳酸菌SOY-1®」を利用した乳酸菌加工食品「すぐき乳酸菌パウダー」を紹介しました。1包にヨーグルト(100g )105個分の植物性乳酸菌が配合されている上、乳酸菌が効率的に働くよう食物繊維とオリゴ糖を配合しています。一方、乳酸菌飲料のように余分のカロリーを摂らないことができる上、保存料や甘味料も不使用で余分なものを体に入れる心配もありません。
まさに理想の乳酸菌パウダーとも言える「すぐき乳酸菌パウダー」をぜひ試してみてください。
参考:
農林水産省「漬物」
https://traditional-foods.maff.go.jp/bunrui/tsukemono
わかさの秘密「ラブレ菌」
https://himitsu.wakasa.jp/contents/labre