甘酸っぱくスイーツや飲み物のフレーバーとしてもおなじみのカシス。
最近テレビで取り上げられ、その栄養と効果についても注目されています!中でもおすすめなのがカシスパウダー。生のカシスよりも使いやすくいろいろな飲み物やスイーツなどに使えます。
今回はカシスの効果やカシスパウダーの使い方について紹介します!
カシスパウダーとは
ヨーロッパ原産のスグリ属のフサスグリの一種であるカシス。植物としての分類は違いますが、ベリー類としてブルーベリーやラズベリーなどと一緒にされることも多いです。日本でも青森などの東北地方で栽培されています。スイーツやジャム、カクテルのフレーバーとしても人気ですが、カシス自体には酸味やえぐみがあるのでブルーベリーのように生食には向いておらず、加熱して食べることが多いです。
カシスパウダーはカシスを乾燥させて粉末にさせたもので、飲み物やスイーツなどに加えることで手軽に摂取できます。また、カシスパウダーには水分がないのでカシスの栄養をぎゅっと凝縮された状態で摂れるのもメリットです。
カシスパウダーの効果
カシスパウダーにはカシスの栄養がそのまま詰まっています。中でも代表的な成分として挙げられるのが、「アントシアニン」と「ビタミンC」。どのように健康に役立つのかを見てみましょう!
加齢臭・体臭の軽減
TV番組「カズレーザーと学ぶ」でも紹介され、最近話題になっている加齢臭や体臭への効果。カシスのアントシアニンは抗酸化作用をもち、加齢臭や体臭の原因となる「2-ノネナール」の生成を抑えるはたらきがあります。
「最近においが気になってきたな・・・」と感じる方におすすめです。
目の健康を維持
カシスのアントシアニンには抗酸化作用があり、目の酸化ダメージを抑制します。また、アントシアニンには血流を改善させるはたらきがあり、これによって
- 眼精疲労を軽減
- 緑内障の進行を抑制
などの効果が期待できます。
また、近視の進行を抑制するはたらきを持つことも明らかになっています1)。
目の悩みを持つ方はぜひカシスの力を借りてみてください!
血流の改善効果
アントシアニンには血流改善効果があるので、眼精疲労を軽減以外にも全身の血流が改善することにより、肩こりの軽減や冷え性の改善にも役立つ可能性があります。実際にカシスを摂ることによって冷えが解消されることが実験で明らかになっています。2)
免疫サポート
古くからヨーロッパで風邪や発熱、下痢などの治療に使われてきたカシス。実際にカシスの多糖類には抗感染症効果3)、抗腫瘍効果4)、抗アレルギー効果5)があることが明らかにされています。また、ビタミンCも免疫細胞の活性化を助け、免疫系の正常な機能を維持するのに役立ちます。
心臓病の予防
アントシアニンは抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑制することで動脈硬化を抑制し、心臓病のリスクを軽減する効果が期待できます。実際にアントシアニンが含まれる野菜や果物をよく食べる女性はそうでない女性と比較して心臓病の発症頻度が20年間で32%低下したという研究結果が報告されています。6)カシスにもアントシアニンが豊富に含まれるので、抗酸化作用による心臓病を予防する効果が期待できます。高血圧が気になる方はカシスなどでアントシアニンを摂ることを心がけましょう。
手軽に使える!カシスパウダー使い方を紹介
飲み物に加える
最も手軽なのは普段の飲み物に加えること!炭酸水や牛乳に豆乳、オレンジジュースなどいろいろな飲み物にカシスパウダーを加えて手軽に摂取できます。紅茶やハーブティーにも相性抜群です。
ホットカシス
風邪や感染症予防におすすめなのがホットカシスです!
- カシスパウダー 10g
- レモン 適量
- (お好みで) ハチミツ 小さじ1~2
参照:ViBERi "Daily Ways with Blackcurrant Powder"
お湯にこれらを加えるだけで完成!ビタミンCをたっぷり摂れるので寒い季節の風邪対策におすすめの飲み物です。
ヨーグルトにかける
ヨーグルトにカシスパウダーをお好みの量入れるだけのとても簡単なレシピです。プレーンのヨーグルトでは味が物足りないと感じるときにカシスパウダーの酸味がいいアクセントになりますよ。お好みではちみつを加えても甘味が加わりおいしく食べられます。手軽なので朝食にもおすすめです。
スムージーに加える
お好きな果物、野菜と一緒にカシスパウダーを加えてスムージーを作るとおいしく、鮮やかな色で彩りもとてもよくなります!ブルーベリーやラズベリーなどの他のベリー類とミックスするのもおすすめです。
カシスゼリー
暑い季節に作りたいカシスゼリー。カシスパウダーを加えてさっぱりとした味わいのゼリーができます!
- カシスパウダー 15g
- 粉寒天 4g
- 水 500cc
- (お好みで)ホイップクリーム、冷凍カシス
参照:クックパッド https://cookpad.com/recipe/412797
無糖のカシスパウダーであれば砂糖を加えるとよいでしょう。ホイップクリームと冷凍カシスをトッピングすればおしゃれなデザートになります!
カシスクッキー
カシスパウダーを使って彩り鮮やかなクッキーが作れます!
- カシスパウダー 30g
- バター 15g
- 砂糖 10g
- 卵黄 1個
- 薄力粉 50g
参照:クックパッド https://cookpad.com/recipe/926688
作り方は通常のクッキーと同じ。薄力粉を加えるタイミングでカシスパウダーを加えます。かわいらしい赤紫色のクッキーに仕上がりますよ!
おすすめのカシスパウダーは?
カシスパウダーを選ぶときは品質も気にしたいですよね。おすすめなのはViBERi(ヴァイベリー) オーガニックカシスパウダー です!
その理由は、
- オーガニックで無添加
- 非遺伝子組み換え
- アントシアニン含有量が高い
などの高い品質にあります。
原材料はニュージーランド産カシスのみ。砂糖不使用で防腐剤や着色料などの添加剤も含まれていません。使用されているニュージーランド産のカシスはアントシアニン含有量が世界のカシスの中でも高いレベルにあることが分かっています。(ViBERi調べ)
毎日少しずつカシスを摂取するなら安心安全でより効果が期待できるものを選びたいところ。ヴァイベリーのオーガニックカシスパウダーはそんな願いをかなえてくれます!
カシスパウダーの1日の摂取量は?
カシスパウダーの1日の摂取量は5g~10gが目安です。摂りすぎによって健康被害が出たという報告はありませんが、他の果物と同様に下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。一度に大量に摂取しても効果が高くなることはないので、毎日こつこつと摂ることが大切です。
カシスパウダーでよりよい毎日を!
アントシアニンやビタミンCなどの栄養素が豊富で、加齢臭や体臭、目の機能改善や免疫力向上が期待できるカシス。オーガニックで無添加のヴァイベリーのカシスパウダーならより健康な体づくりに役立ってくれます。使いやすいカシスパウダーを毎日の食生活に手軽に取り入れてみてくださいね!
参考:
1)日本カシス協会「カシスアントシアニンが近視化を抑制」
http://j-cassis.jp/cassis/eye/eye003/
2)日本カシス協会「カシスで末梢血流を改善」
http://j-cassis.jp/cassis/pos/pos005/
3)日経メディカル「カシスやブルーベリーの果汁はカゼやインフルエンザを防ぐ!? 培養細胞で抗ウイルス作用を確認、“果汁入り飴”への応用を期待」
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/344742.html
4)日経メディカル「カシス果汁の多糖類に強い抗腫瘍効果、メルシャンが確認」
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/425771.html
5)一般社団法人 日本アレルギー学会「MS2-11 カシス由来の多糖類のスギ花粉症諸症状に及ぼす効果(アレルギー性鼻炎, 第19回日本アレルギー学会春季臨床大会)」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/56/3-4/56_KJ00004689645/_article/-char/ja/
6)糖尿病ネットワーク「イチゴやブルーベリーが心臓病を防ぐ」
https://dm-net.co.jp/calendar/2013/019583.php