豆乳ヨーグルトと牛乳ヨーグルトの違いを解説。どっちが良い?
2023年08月14日(公開日:2022-10-24)
豆乳ヨーグルトが気になるけど馴染みが薄く、あまり知らない方も多いのではないでしょうか。普段食べている牛乳ヨーグルトとは何が違うのか、豆乳ヨーグルトを牛乳ヨーグルトと比べたときのメリットは何かについて解説していきます。豆乳ヨーグルトの良さを知ると試してみたくなること間違いなしです!
豆乳ヨーグルトと牛乳ヨーグルトの違い
豆乳ヨーグルトと牛乳ヨーグルトは何が違うのか、原材料や見た目、成分に注目して見ていきましょう。
原材料 | 豆乳 | 牛乳 |
見た目 | クリーム色 | 白 |
味 | 淡白 | 濃厚 |
カロリー | 少なめ | 多め |
タンパク質 | 植物性タンパク質 | 動物性タンパク質 |
見た目と味の違い
豆乳ヨーグルトは牛乳ヨーグルトよりも少しクリーム色に近いです。これは原材料の豆乳に由来する色。味に関しては豆乳ヨーグルトは淡白な味わいです。大豆の風味が感じられ、酸味が少ない傾向があります。濃厚で酸味のある牛乳ヨーグルトに慣れ親しんでいると味の違いに驚くかもしれません。
栄養価の違い
豆乳ヨーグルトの方がカロリーは少ない傾向にあります。以下の豆乳ヨーグルトと牛乳ヨーグルトの比較表です。
無糖タイプ(100gあたり)
※豆乳ヨーグルトは市販品4社、牛乳ヨーグルトは市販品5社の成分表示の平均値を算出
豆乳ヨーグルト | 牛乳ヨーグルト | |
エネルギー(kcal) | 45.5 | 63.8 |
タンパク質(g) | 3.4 | 3.4 |
脂質(g) | 2.2 | 3.1 |
糖質(g) | 1.2 | 5.1 |
カロリーや脂質、糖質は豆乳ヨーグルトの方が少ないことが分かります。一方でタンパク質の量は同じ。豆乳ヨーグルトは植物性タンパク質、牛乳ヨーグルトは動物性タンパク質が含まれ、性質が異なります。
豆乳ヨーグルトは牛乳ヨーグルトと比べて何がいい?
豆乳ヨーグルトと牛乳ヨーグルト、どちらも腸活にはぴったりの食品です。では、豆乳ヨーグルトは何がいいのか。いくつかのメリットを紹介します。
植物性タンパク質を摂取できる
豆乳ヨーグルトに含まれる大豆のタンパク質はアミノ酸スコアが100であること、体への吸収がゆっくりであることが特長です。
アミノ酸スコアは高いほど必須アミノ酸のバランスがいいことを示しますが、大豆のタンパク質はなんと1001)。動物性タンパク質に負けない数値です。
また、植物性タンパク質は吸収がゆっくりであるため、満足感を得やすく食べ過ぎを防げるメリットも。豆乳ヨーグルトはタンパク源としても優秀なのです。
女性にうれしい大豆イソフラボンが摂取できる
豆乳ヨーグルトには大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンはとくに女性にうれしい効果がたくさんあるといわれます。
- コラーゲンを増やし肌や髪を美しくする効果
- PMS(月経前症候群)を緩和させる
- 骨粗しょう症の予防
大豆イソフラボンは美容や健康への効果が期待でき、習慣的に摂りたい栄養素のひとつ。豆乳ヨーグルトで腸活をしながら大豆イソフラボンも摂れるのは一石二鳥ですね。
低カロリー・低糖質・低脂肪
豆乳ヨーグルトは低カロリーで糖質と脂肪も少なく、ダイエット向きといえます。牛乳の糖分や脂質がそのまま含まれる牛乳ヨーグルトよりも大豆が原料の豆乳ヨーグルトの方が低カロリーなことは想像がつくかもしれません。豆乳ヨーグルトは腸活をしたいけどカロリーが気になるという方にぴったりです。糖分が気になる方は無糖タイプを選びましょう。
豆乳ヨーグルトはこんな人におすすめ!
どんな人が豆乳ヨーグルトに向いているのか、豆乳ヨーグルトとの相性がいい人について紹介します。
ダイエット中の方
豆乳ヨーグルトはダイエット中の方におすすめです。低カロリー・低糖質・低脂肪で腹持ちもよく、小腹が空いたときのおやつにもぴったり。
また、乳酸菌が腸内環境を整えることで便通がよくなり、老廃物の排泄を促進してくれます。それにより腸の中から痩せやすい体質をつくることにつながるのです。
牛乳アレルギーやヴィーガン・ベジタリアンの方
豆乳ヨーグルトは牛乳アレルギーの方も食べられるヨーグルトです。牛乳に含まれるカゼインなどのアレルゲンが入っていないので安心して食べられます。
また、ヴィーガンやベジタリアンの方にも豆乳ヨーグルトはおすすめ。良質な植物性タンパク質が含まれ、野菜中心の食生活だけでは不足しがちなタンパク源としても優れています。
牛乳ヨーグルトで効果を感じなかった方
「今まで食べてきた牛乳ヨーグルトで便通の改善などの効果が感じられなかった・・・。」という方にも豆乳ヨーグルトを試してほしいものです。
ヨーグルトは銘柄ごとに使う乳酸菌が異なり、自分にあう乳酸菌は人それぞれ。普段食べているヨーグルトが合わないので変えたいという方に豆乳ヨーグルトもよい選択肢になります。
さらに豆乳ヨーグルトには大豆オリゴ糖が含まれ、乳酸菌の増殖を助けるはたらきを持ちます。効率のよい腸活という点でも豆乳ヨーグルトはおすすめです。
手作り豆乳ヨーグルトはすぐきヨーグルトがおすすめ!
自宅で簡単に作れる豆乳ヨーグルトの種菌はすぐきヨーグルトがおすすめです!すぐきヨーグルトの大きなメリットは腸まで生きて届きやすい「SUGUKI乳酸菌SOY-1」を使っていること。
すぐき漬けから採れる植物性乳酸菌であるSUGUKI乳酸菌SOY-1は動物性の乳酸菌よりも栄養が少ない環境で育つため生命力が強いという性質があります。胃酸などに負けず腸まで届きやすいので、腸活に最適なのです。
ヨーグルトメーカーが不要で常温で作れるのもメリット。無調整豆乳にすぐきヨーグルトを混ぜて常温で1~3日置くと豆乳ヨーグルトが完成です。
植え継ぎは3回までできるので1包で2.7L以上の豆乳ヨーグルトをつくれて経済的。朝ごはんに、おやつに、料理にとたくさん豆乳ヨーグルトを使いたい方にすぐきヨーグルトで手作り豆乳ヨーグルトを作ってみてはいかがでしょうか。
豆乳ヨーグルトは牛乳ヨーグルトと違うメリットがたくさん!
豆乳ヨーグルトは牛乳ヨーグルトと比べてカロリーや糖質、脂質が低く、ダイエット向き。牛乳アレルギーやヴィーガン・ベジタリアンの方でも食べられるヨーグルトです。大豆イソフラボンなど特有の栄養素も摂れるので、健康維持や美容にも役立ちます。牛乳ヨーグルトとは違うメリットがたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね。
参照:
1)森永製菓 動物性と植物性のプロテインの違いを解説。違いを知って活用しよう!
https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=41&category=health
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