ファスティング中に気持ち悪い？吐き気や頭痛の原因となぜを解説
2024年04月22日(公開日:2023-04-14)
デトックスやダイエットを目的として行われるファスティングですが、途中、気持ち悪いと感じる方が多くいます。
頭痛やめまい、吐き気など、この原因となぜ起きるのかを解説。気持ち悪くならず、楽にファスティングを進めるコツも紹介します。
ファスティングで吐き気や頭痛を感じるのはなぜ？
ファスティングを行っていると、頭痛やめまい、吐き気などをもよおすことがあります。これらの“気持ち悪い”と感じる症状は「好転反応」と呼ばれるもので、ファスティングの効果が出始めて、体がリセットされつつあるため見られます。
開始から3日たったくらいから症状が出る方が多いようです。ファスティングが体に合わなかったり、失敗してしまっていたりするからではないので、安心してください。
吐き気や頭痛による“気持ち悪い“の原因
体の不調をリセットするためにファスティングを行いますが、この症状が一時的に悪化しているのが、気持ち悪いと感じる状態です。
体はファスティングによって絶たれるエネルギーを補うため、体内にあるタンパク質や脂肪を糖質に変えてエネルギーを作ります。その際、古い細胞から壊していきますが、この細胞の中に含まれている毒素が血液中に排泄。これが、”気持ち悪い”好転反応の原因です。
体内の毒素を排出する時に起こる好転反応である、気持ち悪いという不快感。今まさに体が改善されている証拠なのです。
ファスティングで気持ち悪い症状が強く出る人
出現には個人差があるこの好転反応ですが、肉など脂肪が多い食事をしてきた方、食品添加物や加工食品を取り続けてきた方、痩せている方に反応が強く出る傾向があるようです。
また、食物繊維・ビタミン・ミネラルの栄養素の摂取が少ないと好転反応の出現が強いとも言われています。ファスティング期間中は意識的にこれらの栄養素を摂るようにし、気持ち悪いと感じることを減らしてみましょう。
ファスティング中の食事制限による栄養不足
ファスティングでは、短いものでは半日、主に数日間、固形物を食べることを止めます。肉や魚などの動物性食品のほか、チーズやヨーグルトなどの乳製品、小麦製品、ハムやウインナーなどの加工食品は食べることができません。
期間中の主な食事は、酵素ドリンク・グリーンスムージー・コールドプレスジュース。食べられる物が制限されるため、栄養素も不足しがちです。
ファスティング中の吐き気を軽減する豆乳ヨーグルト
グリーンスムージーやコールドプレスジュースには、吐き気や頭痛を軽減するために食物繊維・ビタミン・ミネラルを多く含む野菜やフルーツを入れるようにしましょう。また、食物繊維の摂取には豆乳ヨーグルトもおすすめです。
一般的なヨーグルトは、牛乳から作られているため、ファスティング中は食べることができません。しかし、豆乳から作る豆乳ヨーグルトであれば食べることができますよ。ただし、豆乳ヨーグルトだけでは体に必要な栄養が摂れませんので、酵素ドリンクやスムージーの補助的な役割、間食として取り入れましょう。
豆乳ヨーグルトは手作りがおすすめ
ファスティング中の食物繊維の補給に豆乳ヨーグルトを選ぶのであれば、手作りがおすすめです。豆乳と乳酸菌以外、余計なものが入っておらず、成分が気になるファスティング中でも安心して口にすることができますよ。
また、豆乳ヨーグルトは、期間中はもちろん準備期間および回復食としても摂ることが可能です。大量消費が予想されますが、手作りの豆乳ヨーグルトであれば、豆乳を注ぐだけで繰り返し作れるため、とても経済的なのです。
植物性乳酸菌の「すぐきヨーグルト」
ファスティング中の豆乳ヨーグルトには、完全植物性の豆乳ヨーグルトが作れる「すぐきヨーグルト」がぴったり。京都の漬物すぐき漬けからとれた植物性乳酸菌を使用しているので、成分的にも安心です。植物性の乳酸菌は動物性にものよりたくましく、生きて腸に届きやすいと言われています。同じくファスティング中に起きやすい、便秘改善・解消にも活躍します。
豆乳ヨーグルトでファスティング中の気持ち悪いを軽減
体に良いことをしているはずなのに、気持ち悪いと感じたり、吐き気がしたり、体に不調が出ると不安になりますよね。ただし、この原因がまさにデトックスが行われていることによる症状だと分かれば、安心できたはず。豆乳ヨーグルトなどをうまく活用して栄養素を補給し、ファスティングを楽に進めましょう。あまりにも不調に陥る場合は、医師の判断を仰ぐことをおすすめします。
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