ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを植え継ぎする方法。継ぎ足し方や設定温度・保温時間を解説

ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを植え継ぎする方法。継ぎ足し方や設定温度・保温時間を解説

2023-02-01(公開日:2023-01-10)

手作りした豆乳ヨーグルトを、ヨーグルトメーカーを使って植え継ぎ(または種継ぎという)する場合、種にする豆乳ヨーグルト(スターター)の最適な継ぎ足し量や設定温度・保温時間などが気になりますよね。

今回は、ヨーグルトメーカーで植え継ぎする方法を解説します。

【前回記事】ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを作る方法はこちら

ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを種継ぎする方法

一般的に販売されている豆乳ヨーグルト種菌は1包1回使い切りの商品がほとんどですが、すぐきヨーグルトは継ぎ足し発酵で3回まで繰り返し作れるところが、他の種菌とは違う特徴でもあります。

1包から3回の植え継ぎで2.7ℓ以上もの豆乳ヨーグルトが作れるので毎日食べる人にとってはコスパ抜群です。

また、継ぎ足し発酵は豆乳の栄養分を得て菌が活性化した状態なので種菌から作るよりも半分ほどの短い時間で完成しますよ。

材料

  • 無調整豆乳(大豆固形分8%以上がオススメ)……1000ml
  • 前回作った豆乳ヨーグルト(スターター)……100ml

豆乳ヨーグルトを株分けする際は、殺菌した清潔な容器とスプーンで次回作る量の10%程度を取り分けて冷蔵保存しておきましょう。今回は1000mlの豆乳に継ぎ足すので100ml分の豆乳ヨーグルトを用意します。(※株分けした豆乳ヨーグルトは5日以内にご使用ください。)

今回も、ヨーグルトメーカーはアイリスオーヤマの製品を使用します。

作り方

  1. 殺菌した容器に、常温に戻した無調整豆乳1000mlを注ぎ、豆乳ヨーグルト100mlを入れてよく混ぜます。
  2. ヨーグルトメーカーにセットし、温度25℃/時間12hに設定したらスタートを押して待つだけです。

冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳を使用する場合は設定時間を1~2h程度プラスしましょう。

12時間で豆乳ヨーグルトが完成

種菌から作るよりも短時間でしっかりと固まっている様子です。前述のとおり継ぎ足し発酵(種継ぎ)は豆乳の栄養分を得て菌が活性化した状態なので固まりやすく、失敗もしにくいです。

ちなみ表面に溜まっている水分は豆乳ヨーグルトから出たホエイです。ホエイはもともと豆乳に含まれていた水分が分離して出たものです。このホエイにも豆乳の栄養と乳酸菌がたっぷり含まれていますので、捨てずに一緒にお召し上がりくださいね。

冷蔵庫で2時間ほど冷やす

冷やして冷蔵庫から出した豆乳ヨーグルトです。スプーンですくってみると、絹豆腐のようななめらかな仕上がりになっています。

粉末種菌から作ったものに比べ、風味はそのままに、しっかりとした口当たりですがなめらかな食感になっています。

ヨーグルトメーカーで簡単に豆乳ヨーグルトの植え継ぎができる!

粉末種菌から作ったときは25℃設定で24時間かかりましたが、継ぎ足し発酵は菌が活性化した状態なので同じ温度設定で半分の12時間で完成しました。

植え継ぎをうまく利用すればかなりの量の豆乳ヨーグルトを増やすことも可能です。継ぎ足し発酵を有効活用して豆乳ヨーグルト生活を楽しみましょう。

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