豆乳ヨーグルトの効果がすごい!おすすめの摂りかたやメリットも解説
2024年04月22日(公開日:2022-11-14)
豆乳ヨーグルトは、大豆を原材料に作られるヘルシーなヨーグルトです。
今回は、豆乳ヨーグルトに期待できる効果とおすすめの摂りかたを紹介します。豆乳ヨーグルトならではのメリットについても解説しているので、健康習慣に取り入れたい人は参考にしてくださいね。
豆乳ヨーグルトの効果5選
毎日の食生活に豆乳ヨーグルトをプラスすると、うれしい効果がたくさんあります。豆乳ヨーグルトに期待できる5つの効果を確認しましょう。
便秘の改善効果
豆乳ヨーグルトの「植物性乳酸菌」と「大豆オリゴ糖」は便秘改善に役立ってくれます。
植物性乳酸菌は、味噌や納豆など発酵食品にも含まれ、日本人と相性のいい乳酸菌です。
大豆オリゴ糖は、植物性乳酸菌を増やすのに役立つ存在。植物性乳酸菌のえさとなり、増殖させるはたらきをもちます。
この2つのはたらきで効果的な便秘改善効果が期待できます。
美肌・美髪効果
豆乳ヨーグルトの「大豆イソフラボン」によって美肌効果が期待できます。
豆乳ヨーグルトには大豆に含まれる「大豆イソフラボン」が多く残っています。大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」に似たはたらきをする成分で、コラーゲンの合成にも関わります。不足するとシミやシワが増える原因になり、意識的に補いたい成分です。
豆乳ヨーグルトで大豆イソフラボンを継続的に摂取することでコラーゲンの合成を補えるので、美肌や美髪にも効果が期待できるでしょう。
月経トラブルを軽減させる効果
大豆イソフラボンは、月経トラブルの軽減にも役立ちます。
エストロゲンは不足すると倦怠感や不眠などの精神症状のほか、月経トラブルが出ることも。豆乳ヨーグルトから大豆イソフラボンを補うことで生理痛の軽減など、女性にうれしい効果が期待できるのです。
ダイエット効果
豆乳ヨーグルトの「サポニン」という成分により、ダイエット効果が期待できます。
サポニンとは、主にマメ科の植物から摂取できる成分です。脂肪燃焼を促す成分「アディポネクチン」を分泌させるほか、脂肪の蓄積を抑制するはたらきがあります。
また豆乳ヨーグルトから摂取できる植物性タンパク質は、動物性タンパク質に比べて吸収速度が緩やかです。摂取後しばらくは胃腸内に溜まるため、満腹感が持続します。余計な間食の予防につながることから、ダイエット中のおやつ代わりにもおすすめです。
筋肉量アップ効果
豆乳ヨーグルトの植物性タンパク質は体づくりに欠かせない成分で、筋肉量アップやスタイルアップに効果を発揮してくれます。
動物性タンパク質が摂れる肉類はたんぱく源として優秀ですが、脂質も多く摂りすぎは生活習慣病のリスクとなりがちです。
大豆から作られる豆乳ヨーグルトは、低脂質&低カロリーで安心。植物性なのでベジタリアンやヴィーガンの方のタンパク源としても有効な食品です。
豆乳ヨーグルトの効果的な食べ方
豆乳ヨーグルトを効果的に摂取するなら「タイミング」と「継続」が大事なポイントです。それぞれ詳しく紹介します。
夕食後に食べる
豆乳ヨーグルトを食べるベストなタイミングは、夕食後です。腸は就寝後4時間くらい活発にはたらき、夜食べたものを消化吸収しています。夕食後の時間帯に豆乳ヨーグルトを摂ることで大腸のはたらきを助け、翌朝のスムーズな排便につながります。
ただ夕食後に豆乳ヨーグルトを食べるなら、就寝時間の3時間前までに食べましょう。寝る直前に摂取すると睡眠中に胃が活発にはたらいてしまい、睡眠不足の原因になるからです。
継続して食べる
豆乳ヨーグルトは、なるべく継続して食べましょう。豆乳ヨーグルトから摂取された乳酸菌は、腸をゆっくり通過しながら善玉菌を助けるようにはたらきます。腸にとどまることなく排出されるため、乳酸菌を継続して摂り続けることが大切です。
豆乳ヨーグルトの効果を体感するタイミングは人それぞれ。まずは1週間~10日間くらい継続して、腸内環境の変化を感じてみましょう。1日2日摂らなくても、すぐに効果が無くなることはありませんが、間隔は空けすぎないようにしてください。
はちみつを加えて食べる
豆乳ヨーグルトにはちみつを加えて食べるとおいしく、かつ腸内環境改善に最適です。
はちみつの自然な甘さが加わることで豆乳ヨーグルトが食べやすくなります。甘いヨーグルトでないと食べられない、という方にもおすすめです。
はちみつに含まれるオリゴ糖は乳酸菌のえさとなり、豆乳ヨーグルトの乳酸菌を効率よく増やすのに役立ちます。
また、はちみつ自体にも抗菌作用や抗酸化作用があり、健康への効果が期待できる食品。はちみつを選ぶ際は糖類を加えていない「純粋はちみつ」を選ぶとよいでしょう。
豆乳ヨーグルト3つのメリット
牛乳ヨーグルトでは得られない、豆乳ヨーグルトならではのメリットがあります。今回は3つのメリットを確認しましょう。
大豆の栄養素を摂取できる
豆乳ヨーグルトは大豆の栄養素を摂れるのが大きなメリットです。
- 体作りに役立つ植物性タンパク質
- 女性ホルモンに似たはたらきをする大豆イソフラボン
- 腸内環境改善に役立つ大豆オリゴ糖
これらは牛乳のヨーグルトでは摂れない成分です。
大豆の栄養素を効率的に摂取でき、調理不要ですぐに食べられる豆乳ヨーグルトは忙しい毎日の栄養補給として役立ってくれるでしょう。
乳アレルギーでも食べられる
豆乳ヨーグルトは、乳アレルギーのある方でも食べられるメリットがあります。乳製品の主なアレルゲンであるカゼインやβラクトグロブリンを含まないので安心です。
乳製品を摂るとお腹を壊す「乳糖不耐症」に悩む方、ヴィーガンやベジタリアンの方にも豆乳ヨーグルトはおすすめです。
しかし乳製品が摂れないとカルシウム不足が気になるところ。牛乳には及びませんが、豆乳ヨーグルトにもカルシウムが含まれます。毎日こつこつ豆乳ヨーグルトを食べ続ければカルシウム補給を補助してくれる存在になるでしょう。
低糖質&低脂質&低カロリー
豆乳ヨーグルトは低脂質、低糖質、低カロリーなので、栄養管理しやすいのがメリットです。コレステロールを含まないため、コレステロール値が気になる人にも向いています。
しかし、食べやすく加工された豆乳ヨーグルトには注意しましょう。砂糖やフレーバーが加えられ、糖質やカロリーが高い場合があります。体に優しい豆乳ヨーグルトを選ぶなら、シンプルな原材料であるか確認する、または無調整豆乳から豆乳ヨーグルトを手作りするのもおすすめです。
豆乳で作る植物性乳酸菌ヨーグルト「発酵の知恵すぐきヨーグルト」
無添加で安心な手作り豆乳ヨーグルトは「すぐきヨーグルト」で作るのがおすすめです!
すぐきヨーグルトに使われる種菌「SUGUKI乳酸菌SOY-1」はすぐき漬けから採れる植物性乳酸菌。腸まで生きて届きやすい特長があります。また、使用されている原材料はすべて国産、100%植物由来なので安心です。
豆乳ヨーグルトの作り方はとても簡単。無調整豆乳500~700mlにすぐきヨーグルト1包を入れて常温で発酵させて完成です。
作った豆乳ヨーグルトを種菌として使用でき、3回継ぎ足しができるのもメリット。計2.7Lの豆乳ヨーグルトを作れるので毎日豆乳ヨーグルトを取り入れたい方におすすめです。
まとめ
毎日の食生活に豆乳ヨーグルトをプラスすると、うれしい効果がたくさんあります。例えば植物性乳酸菌と大豆オリゴ糖による便秘の改善効果、大豆イソフラボンのはたらきによる美肌効果、サポニンによるダイエット効果など。豆乳ヨーグルトに含まれる栄養素は、私たちの美と健康をサポートしてくれます。
ただ豆乳ヨーグルトは酸味がなく、牛乳ヨーグルトに比べて淡白な味わいです。慣れない味が気になる人は、はちみつやフルーツを混ぜるなど、味に変化を加えながら続けてみてくださいね。
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