スジャータ豆腐もできます有機豆乳で豆乳ヨーグルトは作れる?
2023-06-01(公開日:2022-10-11)
第1弾および第2弾で「キッコーマンおいしい無調整豆乳」「キッコーマン調整豆乳」に「すぐきヨーグルト(種菌)」を混ぜて、豆乳ヨーグルトができるかを検証しました。
第3弾となる今回は「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」を使用。ヨーグルト種菌から豆乳ヨーグルトが作れるのか実際に検証し、詳しく解説します。
材料は豆乳と種菌だけ
今回も用意するのは、豆乳と種菌の2つだけです。豆乳には「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」を、種菌にはもちろん「すぐきヨーグルト」を準備します。
材料
- スジャータ 豆腐もできます有機豆乳……1000ml
- すぐきヨーグルト(豆乳ヨーグルト種菌)……1包
豆乳パックに種菌を直接入れて作ると簡単ですが、今回は中身が分かりやすいよう透明容器を使用しています。
※ご家庭で容器を使用される際は、かならず殺菌処理をした密閉できる容器をご使用ください。
コツ・ポイント
- 有機豆乳は固形成分10%以上のものを使用。
- 室温は25.5~26.0℃で検証。
- 前2弾とは違い、今回は冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳を使用。
有機豆乳ヨーグルトを手作り
前2弾に使用した豆乳は常温保存可能なものでしたので、発酵に要する時間を短縮する理由で室温の状態から発酵させましたが、今回使用する「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」は要冷蔵であるため、冷たい状態からスタートします。
容器に有機豆乳とすぐきヨーグルト(種菌)を入れ、よく混ぜてから蓋をしましょう。
※すぐきヨーグルトは、粒子の細かいパウダー状なので、ダマになってしまうことがありますが、発酵の過程で分解されますので、そのままで問題ありません。
仕込みはこれだけ。あとは乳酸菌の発酵の力に託します。室内の安定する場所に置いておきましょう。
仕込みから24〜27時間経過後の様子
有機豆乳に種菌を混ぜてから24時間が経過しても、まだまだ液体の状態。室温は25.5~26.0℃でした。
前例を踏まえ、2時間置いて様子を見ることに。
・26時間経過後……まだ液体の状態
さらに1時間プラスします。
・27時間経過後……固まり始めましたが、まだまだゆるめです。
仕込みから29時間で完成
有機豆乳に種菌を混ぜてから29時間後、いよいよ固まりました。まるで絹豆腐のような、艶やかな見た目にうっとり。
傾けてみると、しっかりと固まっているのが分かります。表面はとてもなめらか。早速いただきたいところですが、ぐっとがまんです。発酵を鈍化させるためにも冷蔵庫で冷やしましょう。
冷蔵庫で冷やして完成
冷蔵庫で冷やしていよいよ完成です。揺らしてみると、ふるふる!しっかりと固まっていますが、とてもやわらかそうです。
スプーンですくってみると……。
美しい仕上がりに、このまま口に運びたくなるほど。滑らかでやわらかな手作りの100%植物性豆乳ヨーグルトができましたよ。
味や出来上がりの食感
見た目のおいしさに味わいへの期待が高まります。スタッフ3名でいよいよ実食です。
味
ほとんど酸味がなく、大豆独特の香りも控えめ。やさしい味わいです。豆乳特有の香りが苦手な方でも食べやすいのではないでしょうか。
食感
つるんと食べやすく、見た目の期待どおり、とてもなめらかです。
大豆固形分について
豆乳の大豆固形分によって、豆乳ヨーグルトの出来上がりが変わります。
以下の表を参考にしてください。
今回使用した「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」は、大豆固形分10%。有機丸大豆100%で作られています。
室温計があると便利
今回の検証は、室温が25.5~26.0℃の下行いました。室温によって発酵時間が変わるので、室温計があると便利です。以下の表を参考に、発酵時間の目安にしてください。
まるで豆腐のようななめらか豆乳ヨーグルト
「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」で作る豆乳ヨーグルトは、とてもなめらかでやわらかな仕上がりになりました。第1弾、第2弾の検証を踏まえても、豆乳が変わるだけで、豆乳ヨーグルトの出来上がりに違いがあるのが分かりますね。ぜひ、この検証結果を参考に、お好みの豆乳で作る手作り豆乳ヨーグルトに挑戦してみてください。
閲覧数:1,285 ビュー