ソイヨーグルトの作り方。うれしいその効果とは
2023年01月24日(公開日:2023-01-24)
ソイヨーグルトの作り方をご紹介します。たくさんあるヨーグルトの種類の中でも、腸活だけでなくヘルシーでカラダにも良いとされるソイヨーグルト。一般的なヨーグルトとの違いや、うれしい効果も詳しく解説しましょう。
ソイヨーグルトとは
ソイヨーグルトは、豆乳を発酵させて作られるヨーグルトです。豆乳ヨーグルトという名前でも知られています。最近では多くの市販品が登場しており、スーパーなどでも手軽に購入できるようになりました。
また、手作りで楽しむ方も多く、ソイヨーグルトを毎日食べることを習慣としている方がどんどん増えています。
ソイヨーグルトの作り方
ソイヨーグルトは、無調整豆乳に一般的なヨーグルトを混ぜるだけで作ることができます。あとはじっくり発酵を待つだけです。
<ヨーグルトメーカーがある場合>
無調整豆乳の入っている紙パック(容量1000mlの場合)から100ml分の豆乳を取り出し、ヨーグルトを100ml加えてよく混ぜます。ヨーグルトメーカーに入れて温度を40℃に設定。7時間のタイマーをセットすればOKです。できあがったら、冷蔵庫でよく冷やしてからいただきましょう。
<室温の場合>
無調整豆乳の入っている紙パック(容量1000mlの場合)から100ml分の豆乳を取り出し、ヨーグルトを100ml加えてよく振って混ぜます。そのまま室温において発酵。25〜30℃の室温なら10時間ほどでヨーグルトになります。ゆすってみて液体が揺れる感覚がなければヨーグルトになっているサインですよ。冷蔵庫でよく冷やしてからいただきましょう
簡単だからこそ、毎日続けるにはもってこい。手作りで楽しむ方が多いのも納得です。使用する種菌は、市販のヨーグルトや専用の種菌を選ぶのがおすすめです。自家製の種菌は雑菌が入ってしまい、腐敗につながる恐れがあります。せっかくカラダのために良いものを摂るのですから、ぜひ安心できるものを選んでくださいね。
ソイヨーグルトの発酵ポイント
ソイヨーグルトをうまく作るにはいくつかのポイントがあります。これさえ抑えておけばOK!きっと初めての方でもおいしいソイヨーグルトが作れますよ。
- 豆乳は必ず無調整豆乳を使用する。
- 豆乳や種菌となるヨーグルトは開封したばかりの鮮度の高いものを使用する。
- 使用する容器やスプーンは殺菌消毒する。
- 発酵中はじっくりがまん。決してゆすりません。
ソイヨーグルトと一般的なヨーグルトの違い
一般的なヨーグルトは牛乳を原料とするため、動物性の食品です。これに対し、ソイヨーグルトは大豆からできた豆乳を原料とするので、植物性の食品となります。また、種菌から植物性にこだわったソイヨーグルトは、牛乳アレルギーを持つ方でも食べることができるという点で注目されています。
ソイヨーグルトの栄養
ソイヨーグルトは一般的なヨーグルトに比べ、低カロリーで低糖質です。また、女性にはうれしい、鉄や葉酸も多く含まれています。ただし、一般的なヨーグルトと比べるとカルシウムの量は少なくなります、目的を持って選ぶのが良さそうですね。
ソイヨーグルトの効果
乳酸菌たっぷりのソイヨーグルトが腸活に良いことはもちろん、大豆イソフラボンが豊富なため、ほかの効果も同時に得られます。特に女性にはおすすめ。
大豆イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンに似ているので、生体作用を促進してくれるのです。また、過剰な働きも抑制することが唱えられており、女性特有の病気の予防や進行を抑えることにも有力な説があります。
加えて、ソイヨーグルトに含まれるソイプロテインは、植物性タンパク質でありながら、動物性タンパク質に劣らず体内で効率的にタンパク質を合成することができるのです。そのうえ、このソイプロテインは、飽和脂肪酸含有量が低く、コレステロールを含まないことから、脂質異常症などの生活習慣病に繋がりにくいとも言われていますよ。(※1,2)
ソイヨーグルトを習慣にしよう
とても簡単に作れるうえ、一般的なヨーグルトでは得られない効果まで得ることができるソイヨーグルト。最近ではスーパーでも市販品を購入することができますし、お好みの豆乳で作ることも可能です。気になっていた方はぜひ、毎日食べる習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
参照:
※1) 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A | 食品安全委員会|内閣府
https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#5
※2) イソフラボンは「植物性エストロゲン」といわれるのに、なぜ?
https://www.fujicco.co.jp/corp/rd/isoflavone/section4/05.html
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