トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳で豆乳ヨーグルトは作れる?

トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳で豆乳ヨーグルトは作れる?

2023-10-18(公開日:2022-10-27)

前回までの検証で「キッコーマンおいしい無調整豆乳」、「キッコーマン調整豆乳」、「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」に「すぐきヨーグルト(種菌)」を混ぜて、豆乳ヨーグルトができるかをご紹介してきました。

検証シリーズ第4弾となる今回は、「トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳」を使用します。

すぐきヨーグルト種菌から豆乳ヨーグルトが作れるのかはもちろん、どんなヨーグルトに仕上がるのか、何時間かかるのか、味わいや食感についても詳しく解説。毎日食べる方に嬉しい、おすすめアレンジも登場しますよ。

▶ 第1弾「キッコーマンおいしい無調整豆乳編」はこちら

▶ 第2弾「キッコーマン調整豆乳編」はこちら

▶ 第3弾「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳編」はこちら

今回も用意するのは豆乳と種菌だけ

材料は、豆乳種菌のみです。豆乳には「トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳」を、種菌には「すぐきヨーグルト」を準備します。

材料

  • トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳……1000ml
  • すぐきヨーグルト(豆乳ヨーグルト種菌)……1包

豆乳パックに種菌を直接入れて作ると殺菌の手間もなく簡単でおすすめですが、検証では中の状態が見えやすいよう透明容器を使用します。

※ご家庭で容器を使用される際は、かならず殺菌処理をした密閉できる容器をご使用ください。

コツ・ポイント

  • 成分無調整の有機豆乳を使用
  • 大豆固形成分は9%
  • 平均室温は23.0~25.3℃で検証
  • 室温の豆乳を使用

成分無調整豆乳ヨーグルトを手作り

今回は、初回および2回目の検証同様、室温の豆乳を使用します。前回の「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」要冷蔵であったため冷たい状態から作り、出来上がりまでに少し時間がかかりました。

発酵時間を短縮する意味でも常温保存可能な豆乳であれば、常温で使いましょう。

容器に成分無調整豆乳とすぐきヨーグルト(種菌)を入れ、よく混ぜてから蓋をします。

仕込みはこれだけ。室内の安定する場所に置いて、発酵を待ちます。

※すぐきヨーグルトは、粒子の細かいパウダー状なので、ダマになってしまうことがありますが、発酵の過程で分解されますので、そのままで問題ありません。

仕込みから25〜26.5時間経過後の様子

仕込み後25時間で状態を確認するも、まだまだ液体です。

使用する豆乳の条件が初回の検証と似ているので、同じ時間で固まり始めるかと思いきや、違いがあるようです。この日は台風が近づき気温が急激に下がった日だったため、室温は23.3℃

初回の検証は晴れた夏の日での検証でしたので、24時間経過後にはぷるぷるの状態になっており、室温は25.0~26.1℃でした。室温が違うことに注目しましょう。

すぐきの豆乳ヨーグルトは完成の2時間前から急に固まり始める特徴があるので、1〜1.5時間置いて様子を見ることに。

26.5時間経過後

仕込みから26.5時間経過しましたが、まだ液体の状態でした。ぷるぷるともなりませんので、これはもう少し時間がかかりそうです。26.5時間後というのは、初回に検証した「キッコーマンおいしい無調整豆乳」の発酵が完了した時間でもあります。

30.5時間経過後

仕込みから30.5時間経過、いよいよ固まり始めた様子が伺えます。しかし、まだまだゆるい状態です。

仕込みから33時間で発酵完了

成分無調整豆乳に種菌を混ぜてから33時間後、ようやく固まりました。冷蔵庫に入れて仕上げます。

冷えたら、いよいよ完成!傾けてみると、しっかりと固まっているのが分かりますね。

スプーンですくってみましょう。

しっかりと固まっていながらも、とろんとやわらかな仕上がりです。もったりとした質感で、ソースをかけても相性が良さそうです。これまでの検証同様、100%植物性豆乳ヨーグルトが簡単に作れましたね。

味や出来上がりの食感

じっくりと発酵した成分無調整豆乳ヨーグルトのお味はいかに。今回もスタッフの実食レビューをお届けします。

酸味がなくクセのない味わいです。これは豆乳が苦手な方でも食べやすいはず。お子さまにはもちろん、さまざまな料理にも使いやすそうですよ。

食感

とろんとしていて、やわらかなヨーグルトの見た目です。口当たりもなめらかで伸びが良いので、アレンジにも活用できますね。

大豆固形分について

豆乳の大豆固形分によって、豆乳ヨーグルトの仕上がりが変わります。
以下の表を参考にしてください。

今回使用した「トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳」は、大豆固形分9%。有機大豆100%で作られています。

室温計があると便利

今回の検証は、室温が23.0~25.3℃の環境で行いました。室温によって発酵時間が変わるので、室温計があるととても便利です。以下の表を参考に、発酵時間の目安にしてください。

今回の検証で、使用する豆乳が初回のものと似ているにも関わらず、発酵完了までの時間に6.5時間もの差が出たのは、まさにこの室温の違いによるもの!季節はもちろん、置く場所によっても変化しますので「うまく発酵させるコツ」も参考にしてくださいね。

手作り豆乳ヨーグルトをアレンジ

豆乳ヨーグルトは、アレンジして食べるのもおすすめ。今回の検証で出来上がった豆乳ヨーグルトはクセのない味わいでしたが、豆乳の香りが強いものもあります。アレンジすると食べ飽きることもないので確認しておきましょう。

豆乳ヨーグルトアレンジレシピ集はこちら

はちみつ

もはや定番の組み合わせですが、豆乳ヨーグルトにもはちみつはよく合います。今回の検証で仕上がった豆乳ヨーグルトなら、しっかりと混ぜ合わせてから食べるのも良いですね。

アガベシロップ・メープルシロップ

ヴィーガンの方や動物性の食品が召し上がれない方に重宝される甘味が、アガベシロップとメープルシロップです。

いずれも植物の葉から採取された成分でできており、豆乳ヨーグルトともよく合いますので是非お試しいただきたいです。

ナッツ

アーモンドやカシューナッツなど、荒く砕いてトッピングしましょう。香りが良く、食感のアクセントにもなって、おやつにもぴったり。しかも、食物繊維やタンパク質の栄養も豊富なので、豆乳ヨーグルトと合わせて食べると栄養満点!

グラノーラ

お好みのグラノーラをかけるだけ。フルーツ入りのグラノーラなら、食べる楽しみもアップしそうです。腹持ちも良く、朝食におすすめ。

とろりやわらかな豆乳ヨーグルト

「トップバリュ オーガニック 成分無調整豆乳」で作る豆乳ヨーグルトは、とろりとやわらかな仕上がりになりました。今回の検証で印象的だったのは、室温で発酵時間が大きく変わるということ。同じ豆乳を使っていても、室温や気温、季節によっても発酵時間が変わるので、それも併せて手作りを楽しみましょう。

ぜひ、この検証結果を参考に、手作り豆乳ヨーグルトを作ってみてくださいね。

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