ヨーグルトメーカーで簡単豆乳ヨーグルトの作り方!設定温度や保温時間など解説します
2023-01-11(公開日:2023-01-10)
豆乳ヨーグルトをヨーグルトメーカーで作る場合、設定温度や保温時間、どんな豆乳や種菌を使えばよいのか作り方が気になりますよね。
今回は、ヴィーガン必見の植物由来乳酸菌(ラクトバチルスプランタラム)が使用された国産無添加の豆乳ヨーグルト種菌「すぐきヨーグルト」を使用したヨーグルトメーカーでの作り方を詳しく解説します。
ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを作る方法
材料
- 無調整豆乳(大豆固形分8%以上がオススメ)……700ml
- 豆乳ヨーグルト種菌……1包
今回は、無調整豆乳はマルサンアイの毎日おいしい無調整豆乳(大豆固形分9%)を、豆乳ヨーグルト種菌は植物由来乳酸菌(ラクトバチルスプランタラム)が原料のすぐきヨーグルト、ヨーグルトメーカーはアイリスオーヤマの製品を使用します。
作り方
- 殺菌した容器に、常温に戻した無調整豆乳700mlを注ぎ、豆乳ヨーグルト種菌1包を入れてよく混ぜます。
- ヨーグルトメーカーにセットし、温度 25℃ / 時間 24hに設定したらスタートを押して待つだけです。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳を使用する場合は設定時間を1~2h程度プラスしましょう。
24時間で豆乳ヨーグルトが完成
表面を確認するとプリン状になっています。常温なのでまだゆるそうな見た目ですが、冷蔵庫で冷えていく過程でもう少し固まります。
ちなみに表面の上澄みは豆乳ヨーグルトから出たホエイです。このホエイにも豆乳の栄養と乳酸菌がたっぷり含まれていますので、捨てずに一緒にお召し上がりくださいね。
冷蔵庫で2時間ほど冷やす
先ほど出来上がった豆乳ヨーグルト冷蔵庫で冷やしたものです。冷やすことでしっかりと固まりました。
酸味を出さずに上手に作るポイントは発酵させすぎないこと。表面に水分が多く出ていたり、まだゆるいかなと感じても、傾けたときに全体がプルっとしていそうだったら冷蔵庫に入れて仕上げましょう。
最適な発酵時間で完成された豆乳ヨーグルトは酸味が全くなく、大豆の風味が最大限に引き出された絶品の味ですよ。
出来上がった豆乳ヨーグルトは5日以内を目安に食べきってくださいね。
豆乳ヨーグルト作りにヨーグルトメーカーは絶対必要?
結論から言うと、「冬期には有効利用できる」です。(※すぐきヨーグルトの場合)
今回種菌に使用したすぐきヨーグルトは本来、常温(室温20~25℃程度)で発酵する種菌のためヨーグルトメーカーなど特別な機器を使用することなく豆乳ヨーグルトを簡単に作れることが最大のメリットですが、季節(気温)によって発酵にかかる時間がまちまちなので、出来上がるタイミングを予測しずらいことはデメリットであるとも言えます。
例えば、真夏は24時間以内に出来上がってしまうこともあれば、真冬は72時間以上かかることも。
毎日豆乳ヨーグルトを食べる方にとって、完成が間に合わないなど、豆乳ヨーグルトを食べられない日があると困ってしまいますよね。
そこで活躍するのがヨーグルトメーカーです。気温に左右されることなく、発酵過程の豆乳ヨーグルトを安定した温度に保つことができる為、特に発酵に時間を要する冬場や、寒冷地にお住まいの方、朝晩の寒暖差が激しい季節にはヨーグルトメーカーを使うと決まった時間に豆乳ヨーグルトを発酵させることができます。
すぐきヨーグルトの発酵最適温度は25℃前後のため、それを超える日に使用しても発酵を安定させる効果はありません。なぜなら、ヨーグルトメーカーには温度を下げる冷却効果はない(※機器による)ため、35℃の真夏日にヨーグルトメーカーを25℃設定にしても豆乳ヨーグルトの温度は35℃のままであり、25℃に保つことはできないからです。
電気代のムダにもなってしまうため、暖かい季節でのヨーグルトメーカー使用はおすすめできません。
ヨーグルトメーカーが必要な種菌もある
今回発酵に使用した「すぐきヨーグルト」は常温発酵の種菌でしたが、商品によっては40℃以上の温度環境が必要なものなどヨーグルトメーカーが必要な種菌もあります。種菌から豆乳ヨーグルトを作る際は、使用する種菌の取扱方法をよく確認してから作ってくださいね。
寒い時期に豆乳ヨーグルトを手作りするときはヨーグルトメーカーを活用しよう!
冬場の寒い時期は、豆乳ヨーグルトだけでなく牛乳から作るヨーグルトでさえも発酵が進みにくい時期。そんな時は手軽に最適発酵温度を保つことができる「ヨーグルトメーカー」を活用して、冬の発酵遅延ストレスから解放されましょう!
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